A:今日は会話形式で行きたいと思うよ。 B:昨日日記で書いた「本を買う事」についてなわけね。 A:そういうこと。 B:じゃあ、なに、「本を買う事」って言うのがおかしい行為ってわけ? A:「おかしい」とは言わないけど大部分は不自然かと思われます。 B:例えばどんなところが不自然なの? A:まず最初に不自然なのはいくら会話形式って言っても『A』/『B』はなかろーよ。 B:そこからか。では、 モーリス:? ルブラン:これでどう? モーリス:元ネタを知らない人からは胡散臭く、知ってる人からは知能程度疑われそうだが、まあ、いいや。 ルブラン:あたしのこと嫌ってる? モーリス:話を本題にもどしません事かしら? ルブラン:不本意ですが、しょうがない。 モーリス:「本を買う」って言う行為は不自然であるといいたいの。 ルブラン:そこを何とか抑えて。言わないでおいて。 モーリス:しょうがないなー。 ルブラン:終わるの?抑えちゃうの? モーリス:まあ、大人だし。ワビサビ解かる日本人だし。 ルブラン:名前は日本人じゃないと思うが。 モーリス:じゃ、やっぱり抑えないで置く。 ルブラン:で、「本を買う」のの何が不自然なわけ? モーリス:本の価値って情報だよね?知識とか? ルブラン:絵本や写真集は入れないわけだよね? モーリス:いや、「本」って言う表現が悪かったかな。「情報源」のほうが良かったかも。 ルブラン:それじゃ、余計広くない?写真集どころかインターネットも入っちゃうよ。 モーリス:うん、しょうがない。でも、写真集は例外とする。 ルブラン例外にしていいの? モーリス:情報として圧縮されたものが「情報源」だと思う。 ルブラン:まあ、一つの方向からではそうだと思う。 モーリス:ここに「マッチ」の写真がある。 ルブラン:火をつける道具の方? モーリス:そうじゃないほうって? ルブラン:えっと、元歌手で、シブガキ隊だっけ?で、レーサー目指したんだっけかな? モーリス:そっちか、うん。ちがう。火の方。 ルブラン:「燐寸」ね。マッチの写真があるわけだ。 モーリス:そう、それ。では、次に、ここにアメリカの風景写真が有ります。 ルブラン:はい。それで? モーリス:思い浮かぶ? ルブラン:なんか、マンハッタンっぽいのが思い浮かんだ。 モーリス:間違いない?カリフォルニアじゃない? ルブラン:なんか、都会っぽいやつ、アメリカの。 モーリス:でも、この写真はユタ州の農場だよ? ルブラン:それは言ってくれないと解からないのではないかと思われ。 モーリス:さっきはマッチの写真ってだけでわかったじゃん。 ルブラン:「マッチ」と「アメリカの写真」じゃ想像出来る範囲が違いすぎだーよー モーリス:ソレです。今、いいこと言った! ルブラン:え、マジで、何を? モーリス:特殊な場合を除いて「マッチの写真」って言うのは十分圧縮された単語ってこと。 ルブラン:まあ、大体の人は想像するビジョンが一緒だよね。 モーリス:ソレに対し「アメリカの写真」って。 ルブラン:「ユタ州の農場」まで縮めてもらっても全く想像つかないっぽ。 モーリス:ユタ州の農場行った事ない奴になんか解かってたまるかー! ルブラン:ひどい・・・。 モーリス:どんなに言葉で説明しても君ごときには解からないよ。 ルブラン:そこまで理解力が必要かなぁ。 モーリス:うん。それにあたしもユタ州のこと知らないし。 ルブラン:・・・表現力の方も問題なんだ。 モーリス:だからさ、あたしが今このユタ州の風景を君に教えたい場合は画像送るのが一番なわけよ。 ルブラン:見えてきた。言葉にするより画像そのものが情報量として小さいわけだ。 モーリス:そう。言葉に直すと余計表現が難しくなる。 ルブラン:写真集なんかは文字にするよりあのママが圧縮されている状態なのね。 モーリス:まあ、あなたのような人間が見るような写真集には価値なんて元から無いわよね。 ルブラン:うわ、やんわりひどい。 モーリス:話がずれているのでもどすと、「情報源」ね。 ルブラン:この場合の「情報源」の定義は? モーリス:情報発信地ではなく、情報そのものを示す。「情報」そのものといえなくもない。 ルブラン:なおかつ「できる限り無駄な情報がついてこないもの」だよね。 モーリス:多くの思春期男性にとってはグラビアアイドルの必要情報は画像だけである。 ルブラン:スリーサイズや趣味なども欲しいのでは? モーリス:あなたさまは妄想の世界に浸っていてくだすってもよろしくてよ。 ルブラン:「慇懃無礼」って言う単語の酷さを身にしみて知った。 モーリス:さて、そこで本などの価値なのだが。 ルブラン:はい、なんか本筋が読めてきました。 モーリス:「本筋」?だじゃれ? ルブラン:いや、そういうつもりではないですよ。 モーリス:・・・イヤー、面白いなぁ。ハイハイ。 ルブラン:(迂闊な事言えないなぁ。)。 モーリス:つまり、本一冊の物質的な価値とその本質的な価値は比例するかということだ。 ルブラン:本の値段、及び空間的占有範囲に対して情報量が比例するかという事ですね。難しく言うと。 モーリス:難しく言う必要性がないし、あまり難しくもなっていないが、まあ、そうね。 ルブラン:写真集は例外になるって言うのがわかる気がします。 モーリス:クイズや心理テストなどの本は一度読んでしまうと価値が大きく下がる。 ルブラン:マンガとかは暇な時に読み返すことが手軽だから比例的に価値が高い。 モーリス:ある人は「拳児」を絵まで暗記しているのに読み返している。あれは意味がないな。 ルブラン:それは所有に意味が無いのではなく、その前の読み返す事に意味がなくなっているので別問題では? モーリス:あら、たまには良い事言う。産れて来て初めてね。 ルブラン:生まれてきたのをすでに後悔しています。 モーリス:所有していて意味がある本としては辞書だな。ネット辞書を使えば要らなくなるが。 ルブラン:所有する意味が無いものとしては推理小説なんかはどうでしょうか? モーリス:確かに何度も読みなおさなそうだが、シリーズものだと伏線になったりするのよ。 ルブラン:シリーズ物RPGみたいな感覚ですかねぇ。 モーリス:おまけに推理全体のファンだと「このトリックはあれに似てる」とか言って楽しんだりする。 ルブラン:某「じっちゃんを火にかけて!」って言うマンガの時はすごかったですもんね。 モーリス:「何々からのパクリだ。」ってね。って、セリフちがってるけどね。 ルブラン:「真実はいつも死んでいる。」のマンガに対してもですよね。ネタバレ。 モーリス:またセリフ違うから。胸に七つの傷が有りそうだから。 ルブラン:モーリスさんは推理好きだから推理ヒイキだなぁ。 モーリス:否定はしないが本は買わないよ。 ルブラン:え、そうなんですか? モーリス:買うのは栄養や運動などのグラフとか資料が載っている本と料理書。 ルブラン:資料としての本だけって事ですか? モーリス:料理書は写真集としての意味も有る、見て楽しむ。 ルブラン:新しいタイプの変態ですね。 モーリス:性欲を満たす本がこの世の中にあふれまくっているんだから食欲を満たす本を見てもいいじゃないか! ルブラン:満たされますっけ? モーリス:そういえばなにかおかしいと思っていた。 ルブラン:・・・えっと、聞かなかったことにしておきます。 モーリス:ありがとう。あたしもきみの性欲を満たす本については触れない。 ルブラン:あーあー、話を進めます。 モーリス:先ほど推理小説で「シリーズ物」について触れたよね? ルブラン:はい。そろえたくなる欲求ってありますよね。 モーリス:あの欲求は「情報」としての価値とは無関係に存在すると思う。 ルブラン:それは誰もが薄々気づいているでしょうね。 モーリス:それも例外としても良いんじゃないかな、または本来の価値に付加される価値。 ルブラン:似たものとしてサイン付きの本とか、限定本とかですね。 モーリス:うん、ナチス捕虜の皮で出来た日記とか、ヘルメス文書とかね。 ルブラン:解かりたくないレベルのグロさをありがとう。 モーリス:それに対して現代のマスコミ、インターネット等はどうだろうか。 ルブラン:マスコミの情報の値段っていくらでしょうかね? モーリス:テレビなんかは値段に入れなくとも人から情報が流れてくる、嫌でも。 ルブラン:え、じゃあ、ただって事ですか? モーリス:むしろ要らない情報を聞く精神的苦痛はあるわけだけどね。 ルブラン:なんかだんだん辛口になってきてますよね? モーリス:ちょっと思うところが有りましてー。 ルブラン:聞かない用にします。先進国のマスコミの情報操作はどうなんですかね? モーリス:あれは流通を操る事により貨幣の動きの活性化を図るために仕方がないと思うな。 ルブラン:スポーツ選手の結婚のニュースや容量を得ない見切り発車のニュースも? モーリス:その番組の合間に有る「CM」の方が社会にとってはメインなんでしょう。 ルブラン:うーん、なんだかごまかされた気もするがこれ以上言うと酷い事になりそうだからやめとこう。 モーリス:某柔道選手の結婚とかは野球選手の勇気を称えるセレモニー。 ルブラン:・・・手遅れだった。 モーリス:さて、インターネットについてはどうか。 ルブラン:インターネットの値段っていくらでしょうか? モーリス:ブロードバンドかどうかはともかく常時説俗な場合が多いと思うので月3000円くらいだね。 ルブラン:それにパソコン本体の値段が3年で10万円くらいでしょうか? モーリス:ソテックのWinとMACでは偉く違うとか言うのはともかく妥当な数字だと思うよ。 ルブラン:じゃあ、コミコミで月5000円としましょう。 モーリス:ずいぶん丼勘定ね。、まあ、それと要らないダイレクトメール迷惑料かな。 ルブラン:迷惑料と言われても実際には計算が出来ませんが。 モーリス:それはあなた脳のニューロンとかシナプスが常時接続されていないからだと思うよ。 ルブラン:単語の意味すら解からない。聞いたことはあるけど。 モーリス:さて、5千円で好きなだけ情報を取り出せるというのは安いのではなかろうか。 ルブラン:んー、そうですね、新聞よりニュースが早い事も多いし、専門サイトでは先に噂を聞くこともできる。 モーリス:検索、巡回ソフトを使えば欲しい情報の部分だけを取り出せるわけだしね。 ルブラン:あ、でも、大きな欠点がありませんか? モーリス:ネット情報の? ルブラン:さっきのマスコミとかでもそうなんですが、情報操作や嘘情報多いじゃないですか。 モーリス:まあ、ネットの方が更に多いだろうね。 ルブラン:しかも本人が知らずに嘘情報流しちゃってることとかありますよ。 モーリス:「宮元武蔵」とかは完全に実在の人物になってるね。 ルブラン:え、あれって嘘なんですか?! モーリス:部分的には本当だけど。まあ、「枯れ尾花」あるいは「件の話」って所か。 ルブラン:都市伝説とかは半分信じてる人はすごく多いですね。 モーリス:都会では「常識」を、田舎では「多数意見」を「真実」にしたがる傾向が人間にはあるからね。 ルブラン:では、インターネットの情報って言うのが一番価値が低いのでは?情報の純度が低いから。 モーリス:純度が低い事については認めるけど、それを解かって 正しい情報を判断する能力を保有しつつ接するのが 正しい姿勢かと思うよ。 ネットではなくて、普通の本でも。 ルブラン:「情報」はまずうたがってかかれ。ってことですか? モーリス:「情報」は「情報」であって「正しい」か「真実」かは別。 ルブラン:じゃあ、そもそも題材の「本を買う事」は読んで判断しないと出来ないのでは? モーリス:そうなりますなぁ。だからあたしはまず借りる。 ルブラン:でも、一度読んでしまったら「買おう」って思わないのでは? モーリス:そういうこともあるかもね。 ルブラン:あの、薄々気づいていたんですけど、 モーリス:ん、なによ? ルブラン:この文章って価値・・・ モーリス:そこに気づいたあなたにとっては価値があったではないですか。 ※文中には真実が含まれる事がありますのでご注意ください。 |
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