お箸の国が人だもの

食事をする時にまずお味噌汁を飲む。
もちろん和食限定ですが。
ハンバーガーとか食べる時にはお味噌汁のみませんから。
お味噌汁を飲むのにはマナー的な意味もあります。
和食がお膳とかの状態で出てきた場合は
食べる順番がありますから。
しかしながら本当にそういうのを気にして食事が美味しいかは解りませんから、
この場合はマナーの事は考え無いでおくという事にしますが、
それでもお味噌汁は最初に口をつけます。
お味噌汁を最初に飲みたいという気持ちもあるのでしょうが、
それよりも重要なのは別の部分にあります。
それは御箸を濡らす為。

御箸を濡らさないで御飯などを食べると
御箸にやたらとくっついて見た目にも綺麗では無く、
そしてなんだか不愉快な気持ちになれます。
それがお味噌汁の中を通って湿った御箸では起こりません。
まあ、当然の事なのですが。
この場合は塗り箸などよりも割箸を想像していただくと更に良いでしょう。
くっつきまくりです。
お味噌汁の前に味の強い漬物とか食べようものならば、
箸から食事中ずっとその漬物の味がして大変。
考えても見て下さい。
たとえば食事の最初に割箸でキムチをつついてしまう。
その箸で御飯を食べるとキムチ御飯の味がする。
それはまだいいです。
しかし、その箸で魚を食べるとキムチ魚の味がする。
これもまだ我慢できると思います。
しかし、その箸でデザートのプリンは食べれない。

ところでその箸を濡らす作業は
お味噌汁、お吸い物がないときは
湿りっけの多い煮物などで行われますが、
更にそれも無いときはどうしましょう。
この場合はマナー的には悪いですが
お茶に浸すのが得策かと思われます。
しかしよく考えて見ると汁物がつかないときって
たいていは丼物とか単品なんですよね。
そのときは味が混ざるもなにももともと混ざってるようなもの。
親子丼のたまごに着いてる味付けが
御飯についても誰もなんとも思わないので
御箸に味がついても問題はない。
しかし御箸を濡らしてしまう自分がいる。
これはやはリ見栄えの問題でしょう。
御箸にご飯粒がくっつくのを防ぐ。
しかし見栄えの問題ならば
最初にお茶に御箸を突っ込むのはどうかと。

御箸で見栄えの話しになると
ふと思い出すのがこういう表現。

箸より重い物を持った事ないような人

この表現はか弱い女性とかに使われがちですが、
明かにおかしな所があります。
まず最初に箸より重いものの存在。
鉛筆は主に箸よりも軽いでしょう。
カバンとかは箸より思いので持たないのでしょう。
しかし箸より重い物と言うのならば
お箸で食事をするのは無理ではないでしょうか。
御箸で何かをつかんだ時点ですでに
御箸とその物体の重さがあるわけですから
御箸より重いものになるわけで。
そしてなによりも御箸より重い物となると
茶碗などは重いわけですから
御飯などは机の上に置いたままです。
食器を持ち上げる事はありません。

食器を持ち上げないという事を論理的に考えるとすると
韓国かも知れません。
韓国では御箸は使いますが食器は持ち上げません。
マナー的に茶碗は持ち上げなくてもいいようです。
それならば納得出来なくもないですが
思えば韓国の御箸って言うのは
日本の箸より長くそして鉄でできてる事が多いです。
その時点でもはやか弱いってイメージは無い。


P.S.昔、「お箸の国の人だもの。」ってキャッチコピーのCMがあったけど、
      あれってば日本以外のアジア諸国への挑戦ですか?
      日本以外の国は御箸使うなって事?
      人種差別ですか?
      












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