人間の計算 数学はとくいですか。 数学がダメだとしても 算数ならどうでしょうか。 じゃ、問題だします。 　問題１ 　太郎君が三百円を持って 　りんごを買いに行きました。 　さてどうでしょう？ 答えがわかった方がいるでしょうか。 問題がおかしいから本当は答えは出ませんね。 ではこの問題はどうでしょうか。 　問題２ 　男と女の違いは？ 数学じゃないって意見が聞こえそうですね。 いえ、これは数学です。 そう思えないなら次の問題、 これは数学でしょうか。 　問題３ 　太郎君が３このりんごを持っています。 　ダニエラは５このみかんを持っています。 　スベトロナはメロンを一個もっています。 　さて全部でいくつでしょう。 こう言う問題はありますよね。 でも、これも間違ってる。 全部で「何が」いくつなんでしょうか。 ３人の体重の合計でしょうか。 普通の人は「果物の数」と考えると思いますが、 ３人の名前の画数を数えてもおかしくは無い。 へりくつばっかり言ってるように聞こえるでしょうか。 でも、そうじゃないんです。 そもそも数学って言うのは 仮定の上にしか成り立たないものなので 上の三つの問題はすべて数学なのです。 それでも納得しないならここで問題を出します。 世間一般で「数学」もしくは「算数」としてみんながやってる事。 よろしいでしょうか。 暗算で計算してください。 ５＋８ −５ ×４ ×１０ ÷２ ×０ ÷０ ＝？ さていくつでしょう。 暗算で出ましたか、 それとも紙とか電卓とか使いましたか。 さて答えをいいますよ。 その前に言っておくと あなたの答えは間違っています。 答え見る前に言うのはへんですよね。 でも、そうなんです。 なぜなら答えの無い計算だから。 多くの人は「０」って答えを出したと思います。 なぜでしょう。 それは ”０になにかけても０” って思いこんじゃってるからです。 たしかに自然界で考えると 物が０個ある。 ってことで”０”で正しいようなきがします。 でもそうじゃない。 たとえばここにコーラの空きビンが１０個あります。 きれいに洗ってあるとしましょう。 コーラのはいくら残ってるでしょうか？ ０です。 でもコーラの空き瓶はいくつありますか。 １０個です。 ここで変な聞き方をしますよ。 「コーラ＝０」はいくつありますか？ 解ると思いますがからのコーラのことです。 １０個ですね。 さて、そこでです。 彼方の部屋には「ない」ものがいくつありますか。 解りませんね。 言ってる意味が。 じゃ、こう言いましょう。 １０の中に２っていくつあるでしょう。 単純に割り算すれば５ですね。 正解です。 じゃあ５の中に５は？ ４の中に４は？ ３の中に３は？ ２の中に２は？ １の中に１は？ ０の中に０は？ さて、なにかおかしくないですか？ Ａという数があるとして、 それをＡという数で割る。 そうすると答えは１です。 ２９８１０６７１６０８１６０８７１０８を ２９８１０６７１６０８１６０８７１０８で割ったら１。 どんな数でも、マイナスの数でも常に１． じゃあ０を０でわっても「１」ですよね。 さてどう言う事でしょうか。 そうするとさっきの暗算の計算の答えは 「１」にもなりうる。 じゃ、「１」が答えなのか。 っていうとそうじゃないです。 あれの正解は 「答えが出せない」 のが正解。 やですね、この答え。 さて、どうしたらいい感じになるんでしょうか。 簡単です。 「０÷０＝０とする」って書いておけばいいんです。 数学はこの仮定の上で計算が成り立ってるのです。 本来は。 学校の教育仮定ではどっちかに統一されてます。 仮定の上でしか数学は成り立たないのです。 算数も。 さて、なにかに似てませんか。 あたし達の社会と一緒です。 何もかもが仮定で成り立っていてその上で生活をしています。 地球がいつできたか。とか。 ヒットラーという人間がいた。とか 本当はどこかで情報操作されているのかもしれません。 でも、その仮定でわれわれは教育を受けて、 それにしたがって生きていてもなにも問題はないです。 もしその仮定が間違っていたとしても。 逆に言うと人間の人生すべては数学で計算できる。 そして仮定を使っても 数学で計算できないことは 人間にはわからない事でしょう。 「愛」とかは説明できません。 愛についてわかってる事は ありすぎると逆にマイナスになってしまうという事。 なぜなら 　i　×　i　＝　−１　だから・・・ うわー、なんか落語みたいなオチ・・・・ こんな事前にもあったな・・・