ぎゃる民族



あたしはアメリカにいるのであまり遭遇とか無いんですが、

俗に”ガングロ”なる物が流行ったそうです

ガンガンにクロい、の略だったとおもうのですが

まあ、ようするにとんでもなく日焼けした

女性(おもに中高生?)なわけです。

そしていまは逆に

”美白”とかがはやってるとか無いとか

美白はともかく黒いのは

あまり魅力を感じない男性も多いそうです。

そしてそういうのをしない女性の意見としては、


やまんば、おにばば


というう意見が多いそうで。

たしかに真っ黒な顔に白い髪と言うのは


なかなか怖いです。

モデルとかでできりっとした顔の人とかがするなら

また別かもしれませんが、

いかにもな日本人顔の人間がするのは

正直言って失笑を買うでしょう。

と、いうときっと”おかしく無い”という意見が

実際にやってる人から聞こえる様な気がします。


じつはそうですおかしくなかったわけです。

あの時、あの国、

日本では。



日本は情報先進国でしょう。

と、いうより日本に情報と技術以外に

売りものがあるのでしょうか。

簡単なところでは

漫画や武道では

日本は世界のトップレベルだと思います、

しかしそれも技術でしょう。

そして化学や哲学もなかなかですが、

それは技術と情報ですし

文学などは情報に他ならない物です。

情報だけは優れてるこの国では

当然市民も情報に集まります。



ドラクエ

いかがでしょうか?

並びます。初日に買おうとして、人が。

一週間したらそれは中古屋に並んでました。

皆が皆早くクリアして売ってしまうからです。

それを一週間早くやるのには何の意味があるのでしょうか。

1番大きいのは一週間分速い情報の入手でしょう。

そしてそれはもはや

情報入手

が、大切なわけではなく、

情報不入手

を恐れる形となっています。

あたしはもともと日本に住んでた頃は

流行などには鈍感であるが故に

追うのをやめていました。

かっこよく言えば

流行に流されない人間

だったわけですが、

それでも友達などに


ダサい


と、一言言われれば、

ちょっと気にしたりもします。

そもそも”ダサい”という言葉は、

時代に沿って無い

という意味だと思うので、

本当に流行を気にしない人は

全然気にならないはずです。

情報社会で流行を気にしないと言うのは

社会の1部の群れから

見下される恐れがあるわけで、



そこでですが

日本の流行と言うのは大きな流れがあって

始めて成立するわけです。

字のままですが。

ガングロが流行ってる時に

先取りだとしてモ美白ははやらない。

逆にガングロの時代に日焼けして無いと

仲間はずれてきな強迫観念があるのでは無いでしょうか。



しかしながら強迫観念があると言う事は

宗教などにおけるような

強い一体感があるとも言えるわけです。

それは一つのなにか

敵となるような存在がいた時に

そのグループ一丸となって対応する

グループとしての紋章のような物でしょう。

そう考えるとガングロも立派に文化的な物に思えます。

いってみれば未開拓国の

狩をする原住民の

戦闘用の化粧と言うのと一緒なわけですから。



だから良いんですよ。

全ての人に好いてもらおうとするなら別ですが

一部の人間には好意を見せて、

他の人々には戦闘的に

何ら間違ったことはない。

美的センスなども個人の自由ですし


コギャルが頭悪い


と仰る方々には、それははっきリいって

別問題として取るべきだと思います。

ですから壱民族として考えれば

ああいう主張は正しいのであって、

たとえば蝶の羽や目玉模様の昆虫の様に

物理攻撃では無い形での

攻撃性の象徴としてみれば

それは極めて正しいことでさえあるわけです。





でもこれって、

やまんば、おにばば及び

他の妖怪にも当てはまるけど。












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