死ぬ機械。



この間Hさんと話をした。
昔、あたしやHさんが小学生とかのときに遊んだゲームについてだ。
スペランカー」というそのゲームは
ほろ苦い思い出とともに甘く、
主人公のあまりの弱さは
そのゲームに「世界一のくそゲー」の名を欲しいままにさせている。
だが、「世界一」というからには素晴らしく、
ネットの上でもたくさんの「スペランカー愛好家」を発見することはたやすい。
そもそも主人公の弱さが問題なのであって、
グラフィックは当時としては普通、
音楽に関しては個人的にはかなりのできだと思う。
主人公が弱いのは良いが、
一般客層にやらせるにはこのゲームの主人公は弱すぎる。
いつしか人々に忘れ去られて行くはずだったゲーム。
そして人々から忘れられることは無かったゲーム。

なぜだろう。

それは日本だったからじゃないでしょうか?
死が大切な国だから。

ゲームの世界、漫画の世界では人がすぐ死ぬ。
テレビでは頭の悪い評論家達が
「ゲームなどは人の命の価値の大切さを誤認させるので、
  子供の教育には良くないでしょう。」
な〜んていってます。
それを聞いて
「あら、そうなの?うちのタロちゃんにはゲームをやらせないようにしなくちゃ」
とか言う親がいるんでしょうね。
まぁ、そんな頭の弱い親の子供なら、ゲームやろうがやるまいがダメでしょ。
子供は結局親の背中見て育つのですから。
あ、視聴者にそういう人間が多いから、
評論家はわざとレベルを下げた発言してるのかな?
まぁ、とりあえずそんなんで実際、
命の価値が解らなくなっちゃう人間いるみたいだけど、最近。

ジャ、コウイウノハドウダロウ。

M:「そんな「タロチャン」な子供を持ったお母さんいいお知らせがあります!」
(MONTA−MINOっぽく読んでください。)
M:「こんどSQNYから発売のAIBQ供」
Aシスタント:「まあ、前作とはどう違うんですか?
とりあえず、今回は人型なのは解りますが・・・」
M:「今回のSP−1には、なんと、業界初の新機能がついてるんですよ、奥さん!」
A:「え!業界初?!Mさん、何ですか?」
M:「それは・・・」
A:「それは?」
M:[死ぬんですよ!奥さん。」
A:[まぁ、子供に命の大切さを教えるんですね!」

会社としては良いよね。楽で。
もし壊れて動かなくなっても「事故死です。」
で、全部済ます。
「たまごっち」のときは女子高生とかの間で、「いかにはやく殺すか」
とか流行ってたみたいだけど、
今回は「いかに長生きさせるか。」
どうですか?
今、この物の価値が解らなくなって来てる平成日本に。

本との話、もし実現したらどうなるのでしょう。
でも、たまごっちの時、たまごっちが死んで無いた子がいたくらいだから、
今回スペランカーが・・・おっと、
今回AIBQ兇死んじゃった日にはどうなんだろうね?
あとおい自殺かしらん?

んで、「あ、人間ってスペランカーほど簡単に死なないな」って気づく。と。












SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu